第二次大戦に軍医として従軍した医師の藤崎は手術中にメスで手を切ってしまうが、そのまま手術を続ける。そして後日、その患者が梅毒であったことを知り、検査をしてみると自分も梅毒に感染していることが判明した。復員した藤崎はそのことをともに病院でも働く父にも隠し、婚約者である美紗緒にも隠し、美紗緒を遠ざけようと死ながら、こっそりと治療薬であるサルバルサンの注射を打ち続けていた…
当時東宝では労働争議がおき、撮影ができなくなっていたため、黒澤は大映で初めて作品を撮った。しかし起用した役者は東宝時代と変わらず、黒澤ワールドは健在。
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監督 黒澤明
原作 菊田一夫
脚本 黒澤明
谷口千吉
撮影 相坂操一
音楽 伊福部昭
出演 三船敏郎
志村喬
三條美紀
千石規子
植村謙二郎
中北千枝子
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