闇市近くの薄汚れた建物に医局を構える眞田医師、そこにしゃれた風体の男がやってくる。男は手を打たれており、手から弾丸をとりだすが、咳が気になった眞田医師は結核の診察もして、その男に「肺に穴が開いている」と告げると、男はいきり立って医師に殴りかかってきた…
無類の酒好きで毒ばかり吐く医師とぎらぎらした眼でその土地の顔にのし上がった若いやくざ。黒澤明がほぼ新人の三船敏郎を主役に抜擢し、終戦直後の混沌とした時代を描いた作品。『野良犬』対置してみると、当時の黒澤の世の中の見方がわかるかもしれない。
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監督 黒澤明
脚本 植草圭之助
黒澤明
撮影 伊藤武夫
音楽 早坂文雄
出演 志村喬
三船敏郎
小暮美千代
中北千枝子
山本礼三郎
千石規子
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