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デッド・カーム/戦慄の航海

2002/8/7
Dead Calm
1988年,オーストラリア,97分

 
            
     
 
 ヨットでクルージングを楽しむ夫婦。そこに小型ボートが近づいてくる。そこに乗っていた若い男は、船が沈没してしまったと語る。しかし、その若い男を乗せた二人のヨットに無人のぼろぼろの船が近づいてきた。
 アメリカでもヒットし、オーストラリア出身のフィリップ・ノリスとニコール・キッドマンがハリウッドへ進出するきっかけとなった。ハリウッド映画のような豪華さはなく、B級なテイストが漂うが、サスペンスとしてはなかなかのもの。
監督 フィリップ・ノリス
原作 チャールズ・ウィリアムズ
脚本 テリー・ヘイズ
撮影 ディーン・セムラー
音楽 グレーム・レヴェル

出演 ニコール・キッドマン
    サム・ニール
    ビリー・ゼイン

 

 

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 結構わけのわからない映画で、特にラストシーンなどはふざけているとしか思えないが、おそらく大真面目に作っている。アメリカでこの映画のなにが好評だったのかわからないが、このあまりにパターンにぴたりとはまった映画作りは見ていて面白い。プロットはサイコ・サスペンス的な恐怖とオカルト的なショックとをうまく織り交ぜて、いいサスペンスに仕上がっているといえる。いろいろ「んなあほな」というところはあ りますが、そのB級な感じが、わたしとしてはこの映画を救っているように思えました。
 ニコール・キッドマンのヌードというのも映画が一流ではないということをあらわしているのでしょう。あまり書くこともないので、ニコール・キッドマンの話にしましょうか。ハリウッドで整形はあたりまえですが、この映画を見ると、今のニコールとはちょっと違う。鼻の形?目?マア、どこでもいいですが、ニコールに限らず整形女優は大体整形前のほうが親しみをもてる顔をしている。整形後のほうが美女なのかもしれないけれど、その背後にある美人の方のようなものに反感を感じてしまいます。
 ワイズマンの『モデル』でモデル事務所に問い合わせるときに「アメリカ的な美人(American Pie)」などといっているのを聞くと、やはり、そんな定型的な美人のほうが仕事があるのかと思いますが、どうなんだろうなー
 映画にとって美女は重要ですからね。