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U−571

2001/11/4
U-571
2000年,アメリカ,116分

 
            
     
 
 第2次大戦中、北大西洋を航行中のドイツの潜水艦U−571はエンジンの故障で立ち往生せざるを得なくなり、補給船の到着を待っていた。そのUボートの存在を知ったアメリカ海軍は、U−571がつんでいる暗号機「エニグマ」を奪取するべく、友軍を装ってU−571をのっとる計画を立てた。
 傑作が多いといわれる潜水艦ものだけに、なかなか見応えのある映画。単純なアクション映画として面白い。
監督 ジョナサン・モストウ
原案 ジョナサン・モストウ
脚本 ジョナサン・モストウ
    サム・モンゴメリー
    デヴィッド・エアー
撮影 オリヴァー・ウッド
音楽 リチャード・マーヴィン

出演 
マシュー・マコノヒー
    ビル・バクストン
    ハーヴェイ・カイテル
    ジョン・ボン・ジョヴィ

 

 

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 「Uボート」に代表される潜水艦ものは、密室や海中という事実からくる緊張感が映画全体をピシッとしめ、物語や人間ドラマに重厚さを生むという印象があった。そんな密室や海中という要素が潜水艦もの=傑作が多いといういわれの背景にあるのでしょう。
 しかし、この映画は故障していたUボートがなぜかすぐに直ったり、爆雷があたっても、水漏れがしても結局はちゃんと航行できたりと、あまりその緊迫感がない。ほんのちょっとのミスや衝撃で乗員全員の命が失われてしまうというような緊張感がない。
 でも、決して面白くないわけではないのは、単純なアクション映画として。潜水艦同士での魚雷の撃ちあいや潜水艦の中での銃撃戦など、「ありえない」とは思うものの、迫力があっていい。
 昨日も言ったように「ありえなさ」というのがいまのアクション映画にとっては重要だと私は思うのですが、この映画は必ずしもその図式に当てはまるわけではない。魚雷の打ち合いなんかは受け入れられる過剰さであり、アクションシーンとして現代的だと思いますが、潜水艦内での銃撃戦というのはちょっとお粗末な感じ。スペースが限られているということで銃撃戦としては面白くなっているけれど、艦に穴があいたらどうするんだ! などというまっとうな疑問が浮かんでしまうので、ちょっとやりすぎかなと。手榴弾まで使うのはどうかなと思ってしまうのです。
 なかなかこの「過剰さ」というのも難しいもので、本当にやりすぎてしまうと、リアルさからかけ離れてしまう。「うそ〜ん」と思ってしまうハイパーリアルな感じだけれど、もしかしたらありえるのかもというくらいの感じがベストなのでしょう。