The Muse
1999年,アメリカ,97分
監督:アルバート・ブルックス
脚本:アルバート・ブルックス
撮影:トーマス・アッカーマン
音楽:エルトン・ジョン
出演:シャロン・ストーン、アルバート・ブルックス、アンディ・マクダウェル、ジェフ・ブリッジス、ロブ・ライナー

 脚本家のスティーブンはスランプに陥り、全くシナリオが書けなくなってしまった。そんなスティーヴンに親友のジャックが紹介したのは芸術と想像の女神ミューズ。彼女は脚本家にインスピレーションを与えるという。スティーヴンはそんなことはありえないと信じようとしないが…
 シャロン・ストーンのコメディ初主演作。長年コメディのライターをやっているアルバート・ブルックスの作品だけに説得力がある?

 今日は多分当たり前のことしか書けません。それはこの映画が当たり前な映画だから。つまらなくはないけれど特別面白くもない映画。変わっているといえば、シャロン・ストーンくらい。しかし、シャロン・ストーンはやはりあまりコメディには向いていないと思う… いくらコメディエンヌらしく振舞ってもどうにも冷たい印象がぬぐえないのは、これまで演じてきた役柄のせいだろうか、それともあの目? 必ずしも整った顔をしている人がコメディエンヌに向いていないというわけではなく、むしろ整った顔で真面目に面白いことを言うほうがいかにもコメディエンヌという人がおどけていうよりも面白いことはある。でも、シャロン・ストーンはね… だから、今までコメディに出なかったんでしょう。「クイック・アンド・デッド」はある意味コメディでしたが…
 なんだか、シャロン・ストーンがいかにだめかを説明することになってしまいましたが、怒らないでねシャロン・ストーンファンの人がいても。

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