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猿の惑星
2001/8/25
Planet of the Apes
1968年,アメリカ,113分
高速で宇宙探索を続ける宇宙船。半年が経ち、船長のテイラーも長期睡眠に入ることになった。半年といっても地球では数百年に当たるときが立っていた。その睡眠がけたたましい非常ベルと共に醒める。不時着した惑星を探索して行くと、その惑星は去るが人間を支配している惑星であることが分かった。
斬新な発想で、SFの古典となった作品。猿の特殊メイクも当時の技術力の粋を集めたもので相当なもの。リメイク版と比べても見劣りしません。
監督
フランクリン・J・シャフナー
原作 ピエール・ブール
脚本 ロッド・サーリング
マイケル・ウィルソン
撮影 レオン・シャムロイ
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
出演
チャールトン・ヘストン
キム・ハンター
ロディ・マクドウォール
リンダ・ハリソン
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体外の人は物語を知っているだろうということでネタばれは恐れずに書いていきます。で、結末を知った上で見てみると、ちょっとこの物語は冗長すぎる。つまり、転がっていって欲しい物語がなかなか転がらず、先の展開へ時が行くものとしてはじれったさを感じる。基本的にはかなり社会に対する批判的な姿勢が明確に打ち出されており、その要素がプロットの遅滞を生み出しているということ。その批判的な要素がプロットの遅滞を補って余りあるほど魅力的であれば、そのようなじれったさは感じないのだろうけれど、この映画の場合は補いはするけれど余りはない、という程度。なので、2時間弱の作品を2時間弱に感じさせてしまう。わたしは映画は90分がちょうどいいと思っているのですが、その90分というのは物理的な(地球の)時間ではなくて、体感的な時間なわけです。だからこの映画はちょっと長い。その点では、
ティム・バートン版
のほうが勝っているでしょう。スピード感という点では。
しかし、特殊メイクを見てみると、ほとんど遜色がない。というよりむしろ、古い方が自然に感じる。それはおそらく、この「猿の惑星」のころに始まったILMの特撮にわれわれが慣らされているからなのでしょう。よく考えれば全く作り物なのだけれど、いまILMがCG技術などなどを使って作ったティム・バートン版のよりもリアルに感じるのはなぜ? みんなはそうは感じないのだろうか?
しかも、この映画は60年代の作品。「2001年」とほぼ同じ時期に製作されたもの。そう考えるとすごいのかもしれない。純粋娯楽作品としてこれだけしっかりとSFを作っているというのは。きっと文句をいわれながらも見られつづける作品だと思います、これは。