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ショコラ

2001/5/15
Chocolate
2000年,アメリカ,121分

 
            
     
 
 フランスの山間のとある村、古くからの伝統に根付き、厳しいしきたりの中で人々が暮らす村。そこにやってきた母娘は、断食期間中にチョコレートショップを開く。チョコレートは村人たちをひきつけるが、しきたりと尊重のレノ伯爵がそれを阻止する。
 ラッセ・ハルストロムはやはりこういうやさしいお話しを撮る。ちょっとファンタジックで、気持ちひねりの聞いた心地よい映画。
監督 ラッセ・ハルストロム
原作 ジョアン・ハリス
脚本 ロバート・ネルソン・ジェイコブス
撮影 ロジャー・プラット
音楽 レイチェル・ポートマン

出演 
ジュリエット・ビノシュ
    ヴィクトワール・ティヴィソル
    ジョニー・デップ
    レナ・オリン
    ジュディ・デンチ
    キャリー=アン・モス

 

 

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 全体としてはとても普通です。物語はすごくうまく出来ていて、ゆったりとしていながら先の展開へスムーズにつながり、なぞとして残っていたものを解き明かしてゆく。おじいちゃんのお話しというのもそうだし、誰ともわからないナレーションもそうだし、陶器の入れ物が「おかあさん」であるというのもそう。
 そんな素直な物語にアクセントとなっているのは、クロースアップの映像で、特にチョコレートと口元のクロースアップは、やはりチョコレートの映画であるだけに非常に効果的で、かつすごくおいしそう。見終わってチョコレートが食べたくなってしまうのはいたし方がないところ。後は、ジプシー調の音楽もリズムを加えるという点ではいいでしょう。
 ということですが、つまりは中の上ということですか。押しなべて並以上。ハルストロムの映画はおしなべてそうですが、この作品もそういう感じです。ただ、女優陣の演技はすごくいい。ジュディ・デンチがうまいのは当たり前ですが、ジュリエット・ビノシュってこんなにうまかったかしら? アカデミー賞にもノミネートされるわけね。