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ラヴァ−ズ

2001/4/14
Lovers
1999年,フランス,101分

 
            
     
 
 美術書専門の書店で働くジャンヌのところにある日、たどたどしいフランス語を話す青年ドラガンが訪ねてきた。不安げなドラガンをジャンヌはデートに誘い、彼がユーゴスラヴィア人であることを知る。そして2人はそのままジャンヌのアパートで一夜を過ごした…
 パリジェンヌとユーゴスラヴィアから来た貧乏画家が繰り広げるラヴ・ストーリー。「グラン・ブルー」でジャック・マイヨールを演じたジャン=マルク・バールの初監督作品。
監督 ジャン=マルク・バール
脚本 パスカル・アーノルド
    ジャン=マルク・バール
撮影 ジャン=マルク・バール
音楽 ヴァレリ・アルベール

出演 
エロディー・ブーシェ
    セルゲイ・トリヒュノヴィッチ
    ジュヌヴィエーヴ・パージュ

 

 

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 最近よく見るいわゆる「ドキュメンタリー・タッチ」の作品。しかも監督がカメラも持ち、ほとんどが手持ち撮影。こんな形式の作品は最近結構多い。「トラフィック」も形式としてはかなり近いものがあるし、マイケル・ウィンターボトムの「ひかりのまち」などもその部類。
 この映画はフランスで「ドグマ」というシリーズの第5作目ということらしいですが、そのシリーズがどのようなものなのかは分かりません。
 映画としては、ドラガンがなかなかいい味。冒頭からのなんともオドオドした感じがいいし、しかもあとから見ればなるほど納得というのもいい。しかし、全体を見ると前半で相当盛り上がっていくだけに、後半部分はなんとなく物語りの焦点がぼやけてしまった感があり、残念ではある。見方を変えると、当たり前ではない状況を当たり前に過ごす人々をごく自然に描いたという意味ではいいものであるとも言える。
 でも、個人的に普通の人の生活をドキュメンタリー風に作った映画というのはどうも最近食傷気味なので、いまひとつしっくり来ず。
 ただ、最後の最後にやってくる長回しはなかなかいいのではないかと思います。