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ブルワース

2001/3/12
Bulworth
1998年,アメリカ,106分

 
            
     
 
 上院議員の再選挙を間近に控えたブルワース上院議員は選挙活動そっちのけで毎日テレビばかり見て、何も食べず、眠りもせずにすごしていた。そんな彼が考えたのは自分の暗殺依頼だった。怖いものがなくなった彼は腹の中の本音をぶちまけ始める。
 ウォーレン・ビーティが監督・脚本・主演したコメディ・ドラマ。振り返ってみるとたいした映画ではないけれど、なんとなく見ているぶんには十分楽しい。パート2とかあってもいいくらいの軽妙さです。

監督 ウォーレン・ビーティ
脚本 ウォーレン・ビーティ
    ジェレミー・ピクサー
撮影 ヴィットリオ・ストラーロ
音楽 エンニオ・モリコーネ

出演 
ウォーレン・ビーティ
    ハリー・ベリー
    ドン・チードル
    オリヴァー・プラット

 

 

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 何も考えずに見られるので、なかなかいいです。政治を舞台にして、人種問題なんかを持ち出してはいるものの結局のところサスペンス・コメディなわけで、それ以上の何かではない。ウォーレン・ビーティーのへたくそなラップが少しずつうまくなっていくのはなかなか面白かった。事件全体のからくりもうまく笑いの要素でこねてあって面白かった。
 ちょっと真面目なことを考えると、政治がらみのコメディが黒人を使うことが多いというのは(「ホワイトハウス狂奏曲」とか)、やはり現在は政治の世界がWASPにある程度支配されているということの反映であるような気がする。だから笑いを作り出すには黒人(しかもWASP階級にどうかしていない黒人)をその世界二歩織り込むことが一番わかりやすいということになる。この映画はそれを裏返してWASPの議員が黒人に「なる」という方法を取ったところが少々新しいのでしょう。
 ということで、なかなか目の付け所のよかったコメディ。ウォーレン・ビーティも捨てたもんじゃない。