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クルーゾー警部

2001/2/6
Inspector Clouseau
1968年,アメリカ,92分

 
            
     
 
 列車強盗事件の一味が新たな犯罪計画を立てていることを突き止めたスコットランド・ヤードはフランスから名警部クルーゾーを呼び、事件を任せることにした。署長は署内にもスパイがいるといい、クルーゾーに警戒するようにいうのだが…
 「ピンクの豹」でおなじみとなったクルーゾー警部が活躍するアクション・コメディ。今回はアラン・アーキンがクルーゾー警部を演じる。おそらく、ピンク・パンサーをアメリカ版として作ったのだろう。イギリス独特の妙な笑いの間がなくなり、すっと入っては来るのだが、なんだか物足りない気もする作品。

監督 バッド・ヨーキン
原作 ブレイク・エドワーズ
    モーリス・リッチリン
脚本 トム・ウォルドマン
    フランク・ウォルドマン
撮影 アーサー・イベットソン
音楽 ケン・ソーン

出演 
アラン・アーキン
    フランク・フィンレイ
    デリア・ボッカルド

 

 

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 「ピンクの豹」のリメイクというわけではない。かといって続編でもなさそう。やっぱりアメリカ版なのでしょう。ピンク・パンサー・シリーズは「ピンクの豹」に始まり、何本も作られているけれど、この作品は「ピンクの豹」と「ピンク・パンサー2」の間に作られている。監督もオリジナルのブレイク・エドワーズではない。主演もピーター・セラーズではない。つまり、おそらくピンク・パンサー・ファンはこれを認めない。私もあまり認めたくない。ピンク・パンサー・ファンでは決してないけれど。
 しかし、あくの強いピンク・パンサーと比べるとこの映画はすっきりとしている。イギリスの笑いに独特な妙に粘っこい間がないので、すっと入っては来る。でも、この映画はちっとも笑えない。面白くないわけではないけれど、笑わせようとしているところがすっかりわかってしまい、素直に笑えない。予測が出来てしまっては、この手のネタでは笑えない。したがって、ただのサスペンス映画になってしまう。
 ということで、なんだか中途半端な感じがしてしまう作品。