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200本のたばこ

2001/1/28
200 Cigarettes
1998年,アメリカ,102分

 
            
     
 
 1981年のニューイヤーズ・イヴに、いっしょに年を越す相手を求めてさまよう若者たちの群像劇。ソウル・ミュージックをガンガンに流すタクシードライバーが物語りの縦糸になり、様々な男女の出会いを描いた。
 けっこうなスターがぞろぞろ出てきて、とにかく音楽を鳴らして、細かいエピソードをつないでいくという手法。MTVフィルムズの製作だけあって全体のスタイルは洗練されているが、何か一貫するものがなく散漫な印象を受ける。

監督 リサ・ブラモン・ガルシア
脚本 シャナ・ラーセン
撮影 フランク・プリンツィ
音楽 マイケル・ブラモン

出演 
ベン・アフレック
    ケイシー・アフレック
    ギルモア・ディアズ
    コートニー・ラヴ
    ジェイ・モーア
    クリスティナ・リッチ
    エルヴィス・コステロ

 

 

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 この映画でよかったのはタクシー・ドライバーとエルヴィス・コステロ。タクシー・ドライバーは結局物語に参加してしまったのはちょっといただけないが、全体をなんとなくまとめる役目を何とかこなしていたし、最後の写真語りのところはかなりよかった。コステロは、途中で一回チラッと出てきて、「あ、コステロ」と思ったら(見た方気づきましたか?)、最後にはしっかりと登場してしまった。でもネタ的には一番面白いネタだったね。
 結局のところ、一つ一つのエピソードのスタイルに力点がおかれていて、断片断片は決して悪く、「バッファロー'66」なんかよりはかなり洗練されていると思うけれど、それをまとめる何かとか、それぞれの登場人物のキャラクターとかがしっかりと掘り下げられていないのが、どうも入り込めない原因だと思う。
 しかし、これは二者択一の問題で、個々のキャラクターを掘り下げていくと必然的に時間を長くするか、登場人物をへらすを得ず、そうするとスピード感みたいのが失われてしまうかもしれない。だから、スタイルとスピード感を重視するならば、このように散漫な感じで押し切ってしまったほうがいいのかもしれない。
 でも、個人的な好みからいえば、いまひとつでした。せっかくそろえた役者たちを生かしきれてない感じがしてしまって、何かもったいないな。