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ペイ・フォワード 可能の王国

2001/1/17
Pay it forward
2000年,アメリカ,123分

 
            
     
 
 中学1年の新学期、顔中にやけどの傷跡を持った社会科教師シモネットは生徒たちに「世界を変える」ことを課題にするように言う。生徒の一人トレヴァーは母と二人暮しだが、母は昼はカジノで夜はナイトクラブで働いてなかなか話も出来ない。そして彼は母がアルコール依存症から抜けきれないことを心配していた。
 そんなトレヴァーがシモネット先生の最初の授業の後、ホームレスを一人家に招いたのだが、彼はいったい何をしようというのか…
 「ピース・メーカー」「ディープ・インパクト」などを監督したミミ・レダーが挑むヒューマンドラマ。中心となる三人の役者がなかなかよく、わかっていても感動してしまう有無を言わせぬ感動作。

監督 ミミ・レダー
原作 キャサリン・ライアン・ハイド
脚本 レスリー・ディクソン
撮影 オリヴァー・ステイプルトン
音楽 トーマス・ニューマン

出演 ヘイリー・ジョエル・オズメント
    ケヴィン・スペイシー
    ヘレン・ハント
    ジェイ・モーア
    ジョン・ボン・ジョヴィ

 

 

 

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 本当に力ずくでも感動させてやろうという作品。なんか見え透いていていやなんだけど、感動しないわけには行かないという感じ。最後主人公の少年が… というのはちょっと予想してなくて、それに驚いている隙をついて感動させるという感じ。
 そんなひねくれたことを言いながら、全体としてはうまくまとまっていた気がする。ラス・ヴェガスという場所もよくて、「ヴェガスってこんなに田舎なんだ」と思ったが、その田舎具合が映画にはとても効果的。映像的にもきれいなコントラストが描けている。難点といえば、ちょっと中盤ストーリーの進行が停滞したという感じかな。といっても、わずかなものですが。もう10分くらい切れるかなという気はしました。記者の人がトレヴァーを轢きそうになるところとかね。物語に関係あるのかと思ったら全然なかった。あるいは逆にもう少しエピソードを詰め込んで長くしてみるとか。
 ということで、「また見たい」とはそれほど思わないけれど、人には薦められる作品かと思われます。