行進するデモ隊、それを待ち受ける軍隊。映画は1942年ボリビアで400人以上の死者を出したカタビの虐殺の再現で始まる。そこからいくつモノ虐殺の事実が列挙され、その責任者の名が声高に叫ばれる。映画の中心は1967年にシグロ・ベインテの錫高山で起こった虐殺事件を再現することに当てられる。実際にその虐殺を経験し、生き延びた人々が自らの経験を再現し、演じる。それは見ているものの心をも怒りで震わせる。
この映画が作られた3年前の1968年、ボリビアでは革命政府が成立し、このような映画を発表することが可能になった。しかし革命政府は脆弱で、アメリカ帝国主義の頸から脱し切れてるとはいえない状態だった。そのような状態でウカマウは革命の継続を訴え、人民を更なる行進へといざなうためにこのような映画を作ったのだろう。 |
監督 ホルヘ・サンヒネス
脚本 ホルヘ・サンヒネスとウカマウ
撮影 アントニオ・エギノ
音楽 アベラルド・クッシェニル
出演 シグロ・ベインテの住人たち
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