Straight Talk
1992年,アメリカ,91分
監督:バーネット・ケルマン
原案:クレイグ・ボロティン
脚本:パトリシア・レズニック、クレイグ・ボロティン
撮影:ピーター・ソーヴァ
音楽:ブラッド・フィーデル
出演:ドリー・パートン、ジェームズ・ウッズ、グリフィン・ダン、ジョン・セイルズ、マイケル・マドセン、テリー・ハッチャー

 田舎町でダンスの先生として働いていたシャーリーだったが、生徒と話してばかりいていっこうにダンスを教えないという理由で首になってしまう。さらに、家に帰れば一緒に暮らす男に文句を言われ、シャーリーはシカゴへと引っ越すことを決意した。
 シャーリーがひょんなことからラジオの人生相談コーナーを担当してしまうことから始まるドタバタ劇を描いたコメディ。  話の筋はだいたい読めるけれど、それはそれとして、全体としてはまあまあ楽しめるでしょう。なんとなく深夜にテレビをつけていたらやっていて、ついつい見てしまうというタイプの作品。(まさにそれで見てしまったんですが)

 わかりやすいアメリカン・コメディ。ちょっとヒューマニスティックな香りがする。偶然ラジオに出て、人気が出て、落とされて、やっぱり復権。それはもう読め読めの展開。でも、ドクターシャーリーの人生相談そのものはかなり面白くて、その部分をもっと膨らましてもよかったんじゃないかと思ってしまう。回りのドタバタした話はほっといて、人生相談から起きる事件がなんこかあったりしたら、もう少し膨らませようがあったかもしれない。
 とはいうものの、たいした映画ではないことは確か。役者はなんだかどっかで見たことある人多数出演という感じ。ドリー・パートンという人はどうもカントリー歌手らしい。カメラのピーター・ソーヴァは「グッドモーニング、ベトナム」などコメディを撮っているカメラマン。

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