3人の子供を亡くし、それ以後子供も生れなくなってしまったアンデス地方の先住民の村長のイグナシオは、多くの子供が死に、多くの村の女に子供が出来なくなってしまった自体を危ぶみ、周りの村にも調査をする。そこで浮き上がってきたのは、すべての不幸は北米人の診療所ができて以降に起こってきたということだった。
ボリビアにやってきた北米の「平和部隊」と呼ばれる人々が秘密裏に行っていた不妊手術を告発するウカマウの長編第2作。いたって素朴な映画だが、先住民の共同体の内部が描かれていて非常に興味深い。物語の構成も時間軸に沿っていくのではなく、複雑に入り組み、物事の全貌を明らかにしていく上で非常に巧妙に練られたものであるといえよう。
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監督 ホルヘ・サンヒネス
脚本 ホルヘ・サンヒネス
オスカル・ソリア
撮影 アントニオ・エギノ
出演 ウカマウ集団
ボリビアの農民たち
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