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ミス・ダイヤモンド

2000/10/13
Mis. Diamond
1998年,ドイツ,96分

 
            
     
 
 最新の機器を使ってスマートにしのび込み、盗みを働くラナはドイツで取れたダイヤモンドを展示する宝石展示会場から見事にダイヤを盗み取った。すぐとらえられてしまったラナだったが、そのダイヤは偽物だった。警備をしていた保険会社からは、本物を差し出せば見逃してやると持ちかけられるのだが…
 ドイツの若手女優サンドラ・スパイシャットが美人怪盗に扮したアクション映画。何はともあれ、リアリティに欠ける。B級映画にすらなりそこねた作品。

監督 マイケル・カレン
脚本 ヨアキム・ハマン
撮影 ポール・ヴァン・ダー・リンデン
音楽 H・サレット

出演 サンドラ・スパイシャット
    ウド・キア
    トーマス・クレッチマン
    マイケル・メンドル
    アーネスト・アメリカ

 

 

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 とにかく、リアリティがなさ過ぎる。スタントみえみえ、本人がやってるシーンは迫力がまるでない。設定が不自然過ぎる。
 ということで、いくつか例を上げてみましょう。見た人もほとんどいないと思うので、解説しながら。
 簡単なところでは、ラナが殺し屋に追いかけられるんだけど、まずラナの走り方がおかしい。絶対早くない。なのに殺し屋は追いつかない。殺し屋は途中でやたらと人にぶつかる(これは結構面白かったけどね)。
 それから、カーチェイスのシーン。夜、盗みを終えたラナはポルシェで(ここ重要)逃げる。そして追われるんだけど、追いかけるのは多分オパル。二つの車がスタート。次のシーンは朝のハイウェイ。2台はぴたりとくっついて走っている。(ここですでにおかしい。何で一晩走ってポルシェがオパルを引き離せないのか?)そのまま街中を走り、カーチェイス。ここで魅せばのジャンプシーン。ラナはちゃんと着地。追いかけるティムはトラックのうえに着地、少々あって地面に降りる。でもラナの車はちゃんとそこにいるんだな。早く逃げろよ。
 などなどです。もう少し頑張れば面白いB級映画になったかもしれないのに。もちろん笑えるという意味で。惜しかった。おかしいよと思うところを笑いに結びつければね。それも踏ん切りがつかなかったのか?
 スタッフ、キャストも聞いたことない人ばかり。ウド・キアーはちょいちょい脇役で見るような気もする顔でしたがね。