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スターシップ・トゥルーパーズ

2000/8/23
Starship Troopers
1997年,アメリカ,128分

 
            
     
 
 地球は銀河系の反対側クレンダス星に住む昆虫が進化した宇宙人バグズの攻撃を受けていた。そんな頃、ブエノスアイレスで高校生活を送っていたジョニー・リコと恋人のカルメン、友人で超能力を持つポールの三人はともに軍隊に入った。3人がそれぞれ軍隊で別の道を歩み始めた頃、地球はバグズとの全面戦争に突入した。
 ロバート・A・ハーラインの1959年の小説の映画化。とにかく単純明快。人間と虫の殺し合い、涙あり感動あり笑いあり、大スペクタクル・スペース・ドラマ。
 とても痛快、素晴らしい作品だと思うが、見ようによってはひどい映画とも言える。特に、残虐シーンが多いので生理的に受け付けないという人は要注意。

監督 ポール・ヴァーホーヴェン
原作 ロバート・A・ハインライン
脚本 エド・ニューマイヤー
撮影 ヨスト・ヴァカーノ
音楽 ベイジル・ポールドゥリス

出演 キャスパー・ヴァン・ディーン
    ディナ・メイヤー
    デニース・リチャーズ
    ジェイク・ビューシイ
    ニール・パトリック・ハリス

 

 

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 とにかく、なにもかもがわかりやすい。何せ、相手が昆虫だからね。殺すのに躊躇がいらない(昆虫好きには怒られるか)。そして、権威主義も恋愛も、すべてがもう教科書どおりに描かれている。わかっちゃいるけど熱くなってしまうんだよね。そして、エイリアン的なスリルあり、友情あり、なのですよ。
 さらに面白いのは、人がちぎられたり、虐殺された後の光景だったりといった残虐なはずのシーンがすべて作りものくさいところ。リアルであるような気もするんだけれど、やっぱり作りものなんですね。これはわざとでしょうねやはり。あんなに人形じみた死人を置く必要はないですから。そして、連邦軍のコマーシャル。あのわざとらしい作り方がなんともいえない。これが、ヴァーホーヴェンの反戦の訴えだとは言わないけれど、さまざまな物事を皮肉ったヴァーホーヴェンなりのメッセージであることは確かでしょう。
 ヴァーホーヴェンという監督は何だか、こういう妙な才能がありますね。ヴァーホーヴェンといえば、「トータル・リコール」に「ロボ・コップ」ただの娯楽SFのようでいて、裏になにかにおう。この映画もまたそんな作品でした。