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奇蹟の輝き

2000/8/9
What Dreams May Come
1998年,アメリカ,114分

 
            
     
 
 クリス(ロビン・ウィリアムス)は二人の息子を交通事故で失った4年後、自身も交通事故に遭い、最愛の妻アニーを残して天国へと召された。天国はまさに楽園だったが、一人残されたアニーは苦しんでいた…
 死後の世界での話を中心にしながら、回想シーンを織り交ぜて物語を組み立てたファンタジー。死後の世界の幻想的な映像には目を見張るものがある。

監督 ヴィンセント・ウォード
原作 リチャード・マシスン
脚本 ロン・バス
撮影 エドゥアルド・セラ
音楽 マイケル・ケイメン

出演 ロビン・ウィリアムス
    アナベラ・シオラ
    マックス・フォン・シドー
    ロザリンド・チャオ
    キューバ・グッディング・Jr

 

 

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 これは、物語の作り方としては失敗していると思う。死後の世界では何でもありうるということが言われていながら、さまざまな危機や出会いや感動があっても、まったく実感としては伝わってこない。「天国なんだから当たり前じゃん」と言ってしまえばすべては済んでしまうわけ。展開もだらだらとしていてまどろっこしいし。それに、どうしてもこの映画の世界観になじめなかった。まず死者の意思が(天国に行く場合に限るのだろうけれど)あまりに自由すぎる。インカーネーションするかどうかも自分で選べるとなると、少し無理が出てくる。しかもこの映画からすると、前世の記憶が残っていそうだし。途中まではダンテの「神曲」っぽい話なのかな、と思ったのだけれど、少々死後の世界の組み立て方がお粗末すぎたかなという感じ。生前のエピソードと死後のエピソードとのバランスもどうも落ち着かないし。
 この映画でいい点は映像でしょう。特に地獄が。ボートに迫ってくる少年たちとか、浜辺に打ち上げられている人とか、頭だけを地上に出して埋められている人々とか、かなりスリリングな映像でよかったのではないでしょうか。