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ドクター・ドリトル

2000/7/10
Dr. Dolittle
1998年,アメリカ,84分

 
            
     
 
 子供のころ、飼っている犬と会話をしているところを父に咎められ、犬と引き離されてしまった経験を持つジョン・ドリトルは優秀な医師となっていた。友人と共同経営する委員の合併問題が持ち上がるころ、家庭では娘のマヤが動物に非常な興味を持つようになっていた。そんな時、ジョンは動物の言っていることを理解する能力を取り戻すのだが…
 1967年にも映画化されたことのある名作児童小説の映画化。今回はストーリーも大きく変えて、舞台は現代にして、コメディ映画に仕上げた。しかし、家族というテーマをかなり大きく出している。
 とりあえず、動物たちとドクター・ドリトルのやりとりが面白い。ファミリー向けには非常にいい映画でしょう。子供の頃、原作の小説が大好きだったんですが、そのイメージを壊すこともなく、しかしまったく違う話として作っているので、好感がもてました。

監督 ベティ・トーマス
原作 ヒュー・ロフティング
脚本 ナット・モールディン
    ラリー・レヴィン
撮影 ラッセル・ボイド
音楽 リチャード・ギブス

出演 
エディ・マーフィ
    オシー・デイヴィス
    オリヴァー・プラット
    ピーター・ボイル
    リチャード・シフ

 

 

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 一言で言えば、面白いが、新鮮味はない。エディ・マーフィーでなくても別に良かった。動物が喋っているところ(CG)はかなりうまくできているが、ベイブに先を越されている。と、誉めているようには聞こえませんが、ファミリー向け映画としてみるなら、これでいいでしょう。
 映画を娯楽としてみるならば、ある程度対象を絞ってゆくことが必要であって、必ずしも一般論で映画をきってしまうことがいいとは言えないということでしょう。この映画はいわゆる(芸術としての)映画的な価値から言えば、ほとんど価値がない。なぜなら、新しいところがどこにもないから。何か新しいことを表現しているわけではないから。
 この映画が表現しようとしているのは家族(特に父と子)の問題や、動物や命の大切さ、拝金主義の否定などでしょう。このようなメッセージをコメディという形にくるんで提示すること。今まで幾度となく繰り返されてきたことですが、これはこれでいいということでしょう。