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ライフ・イズ・ビューティフル

2000/7/1
La Vita e Bella
1998年,イタリア,117分

 
            
     
 
 お調子者のグイド(ロベルト・ベニーニ)は、ローマへと向かう途中、車が故障して止まった町で美人のお嬢様ドーラに出逢う。そして、ローマで再会、しかし彼女には婚約者がいて…
 と、前半は1930年代のハリウッド映画のようなラブ・コメディが展開されるが、後半は一転、戦争が彼らの上に大きくのしかかってくる。カンヌ・グランプリ、アカデミー・外国語映画賞を受賞した良質のヒューマンドラマ。
 映画としての新しさは特にないが、巨匠トニーノ・デリ・コリの映像はいつまで見ていても飽きない透明感を持っている。子役のジョルジオ・カンタリーニも愛らしい。

監督 ロベルト・ベニーニ
脚本 ヴィンセンツォ・セラミ
    
ロベルト・ベニーニ
撮影 トニーノ・デリ・コリ
音楽 ニコラ・ピオヴァーニ

出演 
ロベルト・ベニーニ
    ニコレッタ・ブラスキ
    ジョルジオ・カンタリーニ
    ジョスティーノ・デュラーノ
    セルジオ・ブストリック

 

 

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 ロベルト・ベニーニが、塀の中、なんだか見たことがあると思ったら、「ダウン・バイ・ロー」ですね。うーん、しかし比べるのは無理があるかな。
 さて、この映画はなかなか評価が難しいでしょう。前半部分は非常にいい。なんだか昔懐かしい感じで。しかし、あれで一本撮るには弱いでしょう。しかも、映画の眼目は後半にあるわけです。で、後半ですが、ドラマとして取ると、脚本の細部が弱い。収容所の監視があんなにずさんでいいのかとか、疑問が湧いてきます。コメディとしてとるなら、問題はありませんが、そうすると説教臭さが鼻につく。個人的にはそういう評価です。
 とにかく、全体をまとめている澄んだ映像がこの映画を救っています。決して目立つ効果は何もないのだけれど、それはつまり自然だということ。そして終盤はジョルジオ・カンタリーニの笑顔に救われています。
 私はアカデミー賞の審査員とは意見が合わないようです。