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ブルー・イン・ザ・フェイス

2000/5/6
Blue in the Face
1995年,アメリカ,85分

 
            
     
 
 「スモーク」のキャスト・スタッフが、現場の雰囲気を映画にしてしまおうというアイデアから生まれた作品。「スモーク」のキャストに加え多彩なゲストが登場する。
 話は、ブルックリンで煙草屋を経営するオギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)とそこに訪れる客たちとの間で繰り広げられる。タバコを止めると宣言し最後の一本をすいにくる常連、インチキくさい時計売り、ベルジャンワッフルを探すヒッピー風の男(?)、などなどいろいろなキャラクターが笑いをふりまいては帰っていく。
 さしたるストーリはなく、アドリブがかなりを占める各出演者の演技が見所。セリフを決められた演技よりも生き生きとしているかもしれない。マイケル・J・フォックスが元気な姿を見せているのもうれしい。

監督 ポール・オースター
    ウェイン・ワン
脚本 ポール・オースター
    ウェイン・ワン
撮影 アダム・ホレンダー
音楽 デヴィッド・ハーン
出演 ハーヴェイ・カイテル
    ミラ・ソルヴィーノ
    ジャレッド・ハリス
    ジャンカルロ・エスポジート
    ジム・ジャームッシュ
    マイケル・J・フォックス
    マドンナ
    ルー・リード

 

 

 

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 この映画で、個人的に最大の注目はマドンナ。「歌う電報配達人」として登場するわけだが、マドンナの出演作の中でいちばんのできだと思う。マドンナもここまで吹っ切れてしまえば、じゅうぶん役者としてやっていけるのでは?
 この映画は「スモーク」のシリアスな雰囲気とはうって変わって軽快なテンポの映画だが、こっちの方がポール・オースターのよさを引き出しているのではないかと思う。ポール・オースターの小説というと、不思議な静けさがあって映像にするとどうしても重たくなりがちなので、これくらいくだけたとり方をしてしまったほうがよくなるのかもしれない。(あまり知られていないが、ポール・オースター原作の映画では「ミュージック・オブ・チャンス」というのがあって、これはまれに見る駄作だった。)
 ちなみに、「ブルー・イン・ザ・フェイス」というタイトルは、顔が真っ青になるまでセリフをしゃべらせるという案からつけられたタイルらしい。