セブンティーン・アゲイン
2010/1/30
17 Again
2009年,アメリカ,102分
- 監督
- バー・スティアーズ
- 脚本
- ジェイソン・フィラルディ
- 撮影
- ティム・サーステッド
- 音楽
- ロルフ・ケント
- 出演
- ザック・エフロン
- レスリー・マン
- トーマス・レノン
- ミシェル・トラクテンバーグ
- スターリング・ナイト
- メロラ・ハーディン
- マシュー・ペリー
高校バスケのスターだったマイク・オドネルは恋人の妊娠を知り、バスケをあきらめる。その17年後、昇進もできず、妻からは離婚を迫られた彼は不思議な用務員に出会い、17歳の肉体に戻る。親友のネッドの助けを借りたマイクは、人生をやり直そうと再び高校に通い始めるが…
ザック・エフロン主演の青春ファンタジーコメディ。テンポもよく、脇のエピソードもなかなか。ティーンズものにしては観られる作品。
ザック・エフロンがいきなりマシュー・ペリーになってしまう、というのでまず笑える。マシュー・ペリーといったらさえない男、今回もそんな役回りがぴたりと来る。
映画の本筋は17歳の時の選択に後悔を覚えている男がその17歳に体だけが戻って、人生をやり直そうとするが、同級生に娘がいたりすることで家族への想いを取り戻していくというファンタジー。その本筋のほうも余計なものが入らずテンポがいいので悪くない。同級生となった娘がボーイフレンドといちゃいちゃするのを見なければならない父親の複雑な心境をザック・エフロンが見事に演じているというわけではないが、まあそつなくこなしている。
コメディとして面白いのは、くだらないけれど主人公マイクの親友ネッドのキャラクターだろう。高校時代からマイクの親友でオタクといわれていじめられたネッドが今やお金持ちになり、マイクの父親として女校長とすったもんだを繰り広げる。ネッドのコレクションもわけのわからないSFグッズが盛りだくさんでそこも楽しい。
観終わってみると、まあすべてが予定調和という感じなのだけれど、まあファンタジーというのはそういうものだし、そういう予定調和のどこかで見たことがあるようなプロットの中でも飽きさせず、笑いを振りまければそれでいいのだろう。17歳になったおっさんが、それによって家族の大切さを思い出すという物語も、ぐっと染み入る人には染み入るのではないか。感動したければ感動できるくらいにしっかりと作りこまれている。
とまあ、とりあえず面白けれど、何かばっちり引っかかるものがある人でなければそれで終わりという感じの作品ではある。でも、さらりと見る分にはそれで十分だし、日々の忙しさに疲れて「昔はよかった」なんて思ってしまう人は息抜きに見るとリフレッシュされるかもしれない。
